CD 輸入盤

チャイコフスキー:交響曲第5番、ショスタコーヴィチ:『革命』、ドビュッシー:『海』、他 クーセヴィツキー&ニューヨーク・フィル(1942)(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WHRA6049
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

クーセヴィツキーの初出音源2枚組!

ボストン交響楽団の音楽監督を四半世紀近く務めたことで知られるセルゲイ・クーセヴィツキー[1874-1951]。近年は指揮者としての功績よりも、数々の20世紀の名作を委嘱したことや、バーンスタインを始めとする後進の育成が話題になることが多いですが、しかし彼はやはりまず第一に大指揮者です。
 今回「WHRA」が発売するCD2枚組は、クーセヴィツキーが1942年にニューヨーク・フィルに客演した際のライヴ録音。すべて今回が初出音源とのことです。2月22日の演奏会は、前半にラヴェルの『ダフニスとクロエ』組曲第2番、後半にショスタコーヴィチの交響曲第5番という非常にヘヴィなプログラムに驚かされます。『ダフニスとクロエ』はクーセヴィツキーのお得意だけに非常に盛り上がる熱い演奏。一方しばしばショスタコーヴィチを指揮し録音していたクーセヴィツキーですが、第5番はこれが唯一の録音かもしれません。神経質なところのない剛健なショスタコーヴィチです。
 3月1日の演奏会では、クーセヴィツキーの得意中の得意、チャイコフスキーの交響曲第5番が濃厚なロシア・ロマンティシズムを大胆な緩急でこの上なく高めた名演です。多少の乱れを構わず力強く突き進む豪快さは、まさにクーセヴィツキーの魅力全開。前半のドビュッシー『海』も味付けの濃厚なものです。
 1942年のライヴということからするとだいぶ聴きやすい音質は、ラニ・スパーの修復。なお英文解説には、クーセヴィツキーがニューヨーク・フィルの指揮台に上がるに際しての、米国音楽家連盟総裁ジェームズ・シーザー・ペトリロとの確執や、公演直前の愛するナタリー夫人の突然の死など、興味深い内容が含まれています。(TOBU)

【収録情報】
『クーセヴィツキー、ニューヨーク・フィルを振る〜1942年の2つの演奏会』
Disc1
・コレッリ/ピネッリ編:弦楽のための組曲
・ラヴェル:『ダフニスとクロエ』組曲第2番
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47『革命』
Disc2
・ドビュッシー:交響詩『海』
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)

 録音時期:1942年2月22日(Disc1)、1942年3月1日(Disc2)
 録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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 クーセヴィツキーは偉大な指揮者であり、...

投稿日:2013/06/17 (月)

 クーセヴィツキーは偉大な指揮者であり、20世紀の音楽に果たした役割は価値あるものである。待望のショスタコーヴィチの5番が聴けた。素晴らしい演奏であり、バーンスタインに影響を与えたのではと思うようなテンションの高さ、迫力である。「海」もいい。チャイコフスキーなどはおなじみのクーセヴィツキーならではのロシアを感じさせる。音は1942年ということ考えても聴きやすい。 これを実演で聴いたら迫力は相当なものと想像できる。 ラフマニノフの2番もライブ録音があるらしい。もっと、クーセヴィツキーを聴きたい。

高木 さん | 東京都 | 不明

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